2021年の漁師カレンダーは、これまでとは少し違う
幡野広志のエッセイを掲載
写真と文を担当した写真家・幡野広志(はたのひろし)さん。
1年間で計4回にわたり気仙沼に来て撮影。
「漁師」という人たちの生き様、それを支える人々、そして気仙沼を写真に捉えました。
今年のカレンダーには、幡野さんが撮影しながら感じたこと、漁師さんと会話して思ったことが素直に書かれています。
エッセイと写真両方で、幡野さんが五感で感じた情景を、味わって頂けたらと思います。
PHOTOGRAPHER
幡野広志(はたの・ひろし)
1983年東京生まれ。
2010年 広告写真家高崎勉氏に師事。「海上遺跡」Nikon Juna21受賞
2011年 独立、結婚
2012年 エプソンフォトグランプリ入賞。狩猟免許取得
2016年 息子誕生
2017年 多発性骨髄腫を発病。近著『なんで僕に聞くんだろう。』(幻冬舎)。写真集『写真集』(ほぼ日)
横開きタイプ
2021年の漁師カレンダーは、より写真集に近い形になりました。
カレンダーとして飾る前に、一度、一冊のフォトエッセイとして、お楽しみください。
地元民じゃないからこそ、気仙沼の良さが詰まった一冊
幡野さんは、写真家以外にも、webメディアの連載をはじめ複数の著書を出版されています。
その幡野さんが、たった1年、4回お越しくださっただけでこれだけ感じ、文章にしてくださったのは、気仙沼市民として嬉しいものです。
同時に、地元だからこそ気づけないことも、このカレンダーでは教えてくれました。
気仙沼を支える「漁師」について知るきっかけになれば、とても嬉しいです。
気仙沼を知らない方は、読むと、気仙沼の透き通った景色を感じられますし、
「気仙沼に行ってみたい」「気仙沼の漁師に会ってみたい」と思っていただける一冊になると思います。
漁師さん、周りで支える人々、気仙沼のありのままの姿が、写真と文章で感じることができる
まるで写真集かのような見ごたえたっぷりのカレンダーです。