寒い季節のカジュアルは、これ一本
無難は避けたいけど、安心感は欲しい。
あんまり主張するのは好きじゃないけど、個性がないのもつまらない。
そんな、上品に自己主張したい、カジュアルきものファンにピッタリの、首元のオシャレアイテムです。
通常の「ちりめん」より、シボがとても高い「うずらちりめん」は、11月から4月の寒い季節に、暖かさと柔らかい印象を与える、定番の半衿。
それでいて、そのボリュームとカラーで、しっかりと自分も主張してくれる。
そんな冬の着回しアイテムが、そのまま洗濯機で洗えて、簡単綺麗に決まるうそつき衿になりました。
陰影が、ふっくらと柔らかく、深みのある印象に
「うずらちりめん」の特徴は、そのボリューム。
しかもただ厚みを感じるとかではなく、高いシボにより光の当たり具合で美しい陰影ができて、色々な表情を見せてくれます。
明るい日の下ではキラキラと輝いて、落ち着いた照明のもとではシックな色合いに。
TPOをわきまえた主張をしてくれるのでとっても安心です。
美しい衣紋・衿元を、いつまでもキープ
たかはしきもの工房の「うそつき衿」は、よくあるうそつき衿、美容衿、仕立て衿とはちょっと違います。
たかはし独自の形で、紐をきつく結び押さえつける、のではなく、摩擦力によってそこにとどまる、だから苦しく無くてきれいな衣紋がいつまでもキープできる。
さらに、着用中にもし衿が浮いてきても、脱ぐことなく簡単に解消できるのも大きなポイント。
洋服でも和服でも、着て動けば必ず着崩れます。それはどんな着付けをしても、アイテムを使っても、度合いは変われど必ず着崩れます。
だから、どう直せるかがとっても大切です。たかはしのうそつき衿は、衣紋が詰まってきたら、帯の下に衣紋が出ているからそこを引っ張る。衿が浮いてきたら、衿の先を引っ張る。
どちらも、ちょっとお手洗いで直せるくらいの手間で、着崩れを解消することができます。
楽・早い・美しい、3拍子揃ったうそつき衿
ちょうどいい主張の、落ち着いた5色
どのカラーも、ベースは落ち着いた発色。色々なきものに合わせやすい色合いです。
一色一色がはっきりと違う色なので、色違いで揃えても良し。
素材は同じでも、それぞれ違った印象を与えます。
動画で「うそつき衿」まるわかり
「うそつき衿」の特徴・使用方法・使い方のコツを詰め込んだ動画です。
商品の疑問を解決するお手伝いをいたします。
うそつき衿のカスタマイズ編
自分サイズにカスタマイズすれば、きものがもっとラクに美しく楽しめます。
是非一度、ご覧ください♪
たかはしオリジナルうそつき衿への衿芯の入れ方
私がなぜ「うそつき衿」を作ったか
たかはしきもの工房
女将 髙橋 和江
私は暑がりの寒がり、5月になればとても袷なんか着てられない!というタイプです。襦袢を着ない、という工夫の一つとして『うそつき襦袢』を着てみたりしましたが、 このうそつき襦袢というものは胴に綿素材の生地がつくので正絹より暑いような 気がしたり…。
そして、襦袢を着ないということも着物を汚しそうで抵抗がありました。でも、満点スリップを作ったときに思ったのです。この肌着なら着物を守ってくれる!」と。
そこで信頼している和裁士さんに着物の衿だけを作ってもらい、すでに発売されているえもん抜きを利用、それに自分で半衿をかけ、一反の襦袢地で袖だけを何枚も作り、着物に付けてみたのです。
そうしたら、なんと軽やかで涼しい着心地~♪ スタッフにも当然試してもらい、その機能性と手軽さにみんな脱帽!状態でした。
『うそつき・・』で気をつけたいのは、うそに見えないこと。
着物姿は衿元が 命!衿元が決まらないと全てにだらしなく見えて、着心
地も悪いですものね。この替え衿は研究に研究を重ねてやっと生み出し
た、我が子のような商品です。これ以上便利な替え衿は無い!と思って
います(笑)。使い方のコツは、ゴムベルトをちゃんと調節することです。
万が一ゴムベルトの位置が低いという場合は、えもんの部分をつまんで調節して下さい。
私もオススメ
きくちいま
好みの衿の形にすぱっと決まる「うそつき衿」が大好きです。
手軽できれい、ってある意味理想的!
わたしは半衿をつけたまま洗濯しています。
以前女将に「いまさんは衿を少し抜き美味に着るのが好きみたいだから、衣紋抜きの部分を少しつまんで縫ってみるといいわよ」とアドバイスしてもらいました。もうドンピシャ⭐︎です!
崩れないし苦しくないし、何より仕上がりの美しさが完璧!
きくちいま
エッセイスト&イラストレーターで、普段きもののカリスマ。著書多数。
うそつき衿を使いこなす2つのポイント
1.えもん抜きは「ピンッ」と張る
2.前のゴムベルトの位置は水平かちょっと下に
さらに、おはしょりを作る前にきものの中に手を入れ、えもん抜きを引っ張って落ち着かせます。
えもん抜きがちゃんと下に出ているかの確認にもなって、一石二鳥です。衿先も同様に、引っ張って確認するのもポイントです。
「うそつき衿」素材別着用時期一覧
※地域、色などによっても異なる場合がありますので、参考程度にご覧ください。
※レース半衿はドレスコードがありません。オールシーズン着用できますが、柄や素材、見た目の涼やかさなどでご自分で判断してください。
うそつき袖を付ければ長襦袢に早変わり
・満点スリップや満点肌着、補整くノ一麻子などにご使用ください。
・うそつき袖の取り外しが簡単な脱着テープ付をお求めください。
・縫製上、印としての墨打ち、切り込みがございますが、汚れやキズではありません。